瀟洒、典雅

日々思ったこととか、学んだことをアウトプットしていく

回想

いつもいたのに、隣にきみがいないのがひどくへんな気分だ。 きみが隣にいる時、世界はきみを中心に回っているように見えた。 どこに行っても、きみがすべてで予測不能だった。 今日はどんな新しいことが起こるのだろうと、ワクワクした。ワクワクして、明日…

エモい

自分一人で、なんとなくモヤモヤと答えが出なくて苦しんだことや、なんとなくこの感じ、とふわっと思ってきた事に、ぴったり合う言葉が見つかった時、スッキリするとともに悲しくもなる。 モヤモヤも悩みも、削ぎ落とされた概念だけが残る感じ。 必要なかっ…

大阪と東京のファッションについて

ここ最近、絶え間なく東京と大阪を行き来する生活を送っていた。 どちらも好きだ。 どちらも都会だけど、大阪の方がまだゴミゴミしていなくて余裕がある。 そして、女の子のファッションも大阪の方がカジュアルな気がする。 大阪での生活圏が若い層が多いか…

おいしいと思うものがなくなった

世の中にある食べ物は、大体美味しいと思う。 松屋だって、すき家も富士そばも、美味しい。 でも、以前感じていたような衝撃はなくなりつつある。 はじめて、ロイズのポテトチップスにチョコがかかっているお菓子を食べた時、世の中にはこんなに美味しい物が…

あおい

髭男dismというバンドを最近知って、好きになった。 高校の時、RADWIMPSやWEAVERを好きになってうたまっぷで歌詞を検索して模写してた時みたいな、そんな好きでなんだか照れくさい。 とくにpretenderという最新の曲なんて息がつまるほどせつなくてほんとうに…

好きなひとの役に立ちたい

好きなひとが、この数年で増えた。 学生時代お世話になった人、新卒の時にお世話になった人、そして、直近でお世話になった人、そういう人たちの役に立ちたいと思う。 そういう人たちにお願いされたり、頼られたりするのはすごく嬉しい。 頑張らなくてはなと…

そろそろエグい問題を直視しなくてはいけない

エグいフィクションや、ノンフィクションも含めてテキストで読むのが好きである。 たぶん根底には、世の中の残酷さとかヤバさとか、そういうものを、ふつうに暮らしていたら忘れてしまいそうだからその危機感があるのだと思う。 でも、映像で見るのはだめだ…

自分の課題でなくなったら途端に関心がなくなる

昔からそうだった。いつだって、解決したいと思うことに対する熱量は高く必死になれた。 例えば、理不尽な教師に苦労させられている時は日本の教育を変えたいと思っていた。 自分が田舎にいる時は、もっと地方創生に力を入れたいと思っていた。 でも、中学校…

誰に伝えたい?

例えば、何かすごく嬉しいことがあった時、 誰に伝えたいか? 伝えたいと思う人を、心の中で出来るだけたくさんもっていたい。 大好きな人、恩返ししたい人、立派になったら会いに行きたい人。 きっといつか、お返しします。

見えるもの

今の私の視点では、見えないものが沢山あるのだろうなと思う。 私が昔いた組織も、上がバカなんじゃなくて考え尽くされて最適化していたということなのだろうか。 それからあいつが言っていることは、ある人の受け売りでしかないししかもおそらく間違って解…

風景描写

昔から、共感はいらんと思っていた。 女子は共感を求めるよね、という意見に対しての反抗であった。共感なんていらない、ほしいのはあんたの意見だったり、ビシッと解決策を言ってくれることだったり、まあそんなことをずっと思っていた。 根底にあったのは…

サラリーマン人生

つぎのサラリーマン人生は、私の人生仕事だけ、から脱却したい。 もちろん、仕事は大事だ。 つぎの会社は前の会社よりももっと仕事の人生における比重が大きく、会社が大好きな人が多いし、人数が少ない分、純度も高い。 でも、私の人生、仕事だけだというの…

全部終わったあとに

あー、私あの人のこと好きだったんだなあと気付いた。 よく思われないとか、気に入られたいとか、全く思わなかった。 思う隙もなかった。 その人といる時間は、いつも必死で泣きたいくらい辛くて、でも楽しくて、スリリングで、息をつく暇もなかった。 幸せ…

忘れらんないよ

あの人に会えなくなって1ヶ月程度経つ。 ふとした瞬間、そうだ、あれは都内某所に8時に呼び出されて朝7時に家を出た日だ。 空が最近見た中でいちばん青くて、緑の葉っぱの隙間から溢れる光、深い森で聞くような安らかな風の音、その中駅までの道を走り抜けて…

大事なものって

例えば、引越しをする時次の家にも絶対に持っていきたいもの。 お気に入りの服。数着。 でも、服の好みって数年で移り変わる。 本。 近くに本屋さんとか図書館とかあれば、 別にいらないか。 写真。 携帯に入ってるしなあ。 海外で買った記念品。 これは持っ…

流浪の民

結婚して、マンションを買ったり家を建てたりするまでは流浪の民なんだろうか。 帰って来る場所を作りたい。 レオンで言っていたけど、地に根を張った生活がしたいと思う。

ひとりの私が死んだ

もう、二度とこの人たちとこんな時間を過ごすことはないのだろう。 毎日一緒に仕事をして、語らい、笑っている日よりも泣いている日の方が多くても、ずっと一緒にいて、まるで帰って来る場所のようだった。 私はここを出ていくし、週明けから私はここにはい…

忘れられない朝食1

一年前の夏に、ラオスのルアンパパーンに旅をした。 素朴だけど、品があって素敵なホテルに泊まった。 着いたのは夜遅くだったが、ニコニコした私と同い年くらいの若いスタッフがチェックインをしてくれた。 朝食が選べるらしく、バナナパンケーキ、バナナチ…

言葉にする

強く衝撃を受けたことや、忘れたくない風景、好きだという気持ちや、理不尽なことに対する怒り。 そういったことを、きちんと残しておきたいと思っている。 ただ過ぎ去っていくのはいやだ。 刻んでおきたい。

プライドって

誰しもあるだろうと思う。 プライドがないように見える人も、一般的な人とはプライドをもっている位置が違うだけで必ずあるのだと思う。 私だって、プライドがないように見えてある人間である。

未来を見てきた話

印象的なのは空だった。 鉛色で、でも曇りとかではなく、文字通り鉛だった。地球を取り囲む大気がすべて消滅して、 人は丈夫なシェルターのなかで、人工の空気を吸って生きていた。

6月のある日

その日、朝の8時に都内某所まで来るように指示されてひいひい言いながら7時前過ぎに起床した。 早起きは苦手だ。 急いで身支度をして、足早に家を出て そして緑の葉から溢れる夏の日差しと、まだひんやりとした空気、しんとした風の中で久しぶりにきちんと息…

はじめての一人暮らし

大学生の時、九州の片田舎から大阪へと出てきた。 特急が止まらない小さい駅を出て、踏切を渡り、急で高い坂を登った先のアパートだった。 坂の上にローカルなコンビニがあって、手作りのパンを売っていた。コンビニの傍の小道を行くとショートカットできた…

ときめきを残しておきたい

午前0時。 3回目くらいに会ったその人と、たまたま最寄駅が同じだったのだけれど、一緒に帰っていた。 いかにもモテる人、例えば爽やかで、優しいけれど優しすぎなくて、見た目もかっこよくて、話が面白くて、頭が良くて、ノリが良くて、そんな人はきっと好…

見えてきたもの

例えば、運動神経の差は結構一目瞭然である。 テニスの上手さもしかり。 最近、思考力や人間力についてもこの差が見えてきた。 同じ知識でも、アウトプットが全く違うのは 見えている範囲が違うからだと思う。 私と、Dさんはもっている知見と日々鍛えている…

母が泣いた日

記憶に残っている、初めて母が泣いているのを見たのは大学一年の夏休みに実家に帰省していた時だった。 父は、大して働きもしなければ家事もしない人だったから母親は昔から苦労してきたに違いない。 幼い頃はそれが理解できなかったけれど、今なら母の苦労…

10代の頃になりたかったものたち

中学の時は、例に漏れず厨二病だったので 戦う王様になりたかった。小説の十二国記が好きで、どこかの国の王に急にスカウトされないかなと思っていた。 そして高校に行って、バンドマンになりたいなと思った。ライブをやりたい。 途中で、自分はアーティスト…

数ヶ月前

数ヶ月前、仕事であんなに思いつめていたけど これからはあそこまで思い詰めることはないと思う。 自分は代替可能な人間で、これからは自分ではなくチームが主体、何もないから0から作るのみ、仕事なんて自らが生み出した茶番であると、それに全身全霊をかけ…

懺悔

大好きだった。 あなたのために何かしたいと思った。 でも、 何も出来なくてごめん。 右腕になれなくてごめん。 同じ方向を向き続けられなくてごめん。 途中で心が折れてしまってごめん。 最後まで一緒にいられなくてごめん。 信じてくれたのに、あなたの願…

雨が

まだ大阪にいる時。 中学が同じだった女の子って3人で、うらぶれた高架下のラーメン屋さんで塩ラーメンを食べていた。 1人は若くして子供ができたばかりで、 お金がなくて新地のラウンジで働いていた。 もう1人は、地元が嫌で無計画に大阪に出てきたばかり。…