人に何か新しいモノを買わせるって難しくなったよな
卒論を書いていて思った。
現代人は忙しい。そして、情報はたくさんある。
モノもあふれている。
そんな現代人に、自社の製品を買わせるのってすごく難しいことではないか。
だってさ、近所に必ずコンビニが2~3軒あるので、食事はそこで500円くらいの弁当を買えば少なくとも飢え死にしないし、駅とかにユニクロあったりするので、そこで1シーズンに5枚くらい服を買えば着るものにも困らない。
日用品は、Amazonダッシュボタンを使えば、いつでも同じブランドの商品をワンタッチで購入することができるし、それだったら外に出る必要もない。
衣食住ってこれくらいか。
こんな合理的な生活を送っている効率化マンに自社の商品を買わせるのは困難だ。
さいきん、こんな本を読んだ。
広告やメディアで人を動かそうとするのは、もうあきらめなさい。
- 作者: 本田哲也,田端信太郎
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2014/07/31
- メディア: Kindle版
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といっても読み終わったのはまだ7割のとこだけれど。
面白かったのが、人を動かす、つまり自社の商品を買わせるためには「人の根源的な欲求に働きかけること」が必要であるということだ。(ちょっと解釈間違ってるかも)
根源的な欲求をは人によって違うだろうが、例えば承認欲求とか、まあ近いが誰かに好かれたいとか、もっと根本的なとこだと、性欲とか食欲とか。
じゃなきゃ人は動かないのだ。そういう、人の欲求たちをがっちりと掴んで揺さぶらなくては人は動かない。