備忘

日々思ったこととか、学んだことをアウトプットしていく

おカネは天から降ってこないという発想

私の家は農家なので、親はずっと家で働いていた。
畑を耕して作物を育てる。牛や鶏に餌をやる。
そうやってはたらく両親を小さなころからずっと見てきて、時には泥にまみれて手伝いもした。
おカネは、泥と汗と牛糞のにおいがするものだ。命を切り刻んで、はたらいて、初めて得られるものだということを事実として理解する前に、本能で感じ取っていた。
 
印象に残っているのは、牛の思い出である。
家に牛舎があって、牛がたくさんいた。
牛は産まれてたった1時間で立つ。そして、1か月で親から引き離される。
そして健康な牛は、トラックに乗って競り市に連れていかれるのだ。そこでどこかに売られ、肉となる。
かわいそうなのは、親牛から引き離された晩、子牛が悲しくて涙を流しながら泣いている声をきくときだ。
牛は、悲しいという感情をもっていて、涙を流すのだ。人と同じである。
 
当たり前だが、何かしらの価値を生まなければおカネを手に入れることは出来ない。
生きていくためには。