もっと刹那的に生きたい
24歳前後で、楽しいことがそれまでと比べてかなり増えたように思う。
24歳までは、割とサステナブルな生き方をしなくちゃという気持ちで生きていた。
毎日の食事は出来るだけ安くおさえて、服も、長く使えるものを。
3年先のことを考えて、今苦労したりスキルを身に着けたりしなくちゃ。
でも、ほんとうの意味で楽しくはなかった。
虚勢を張って楽しそうに見せたり、楽しそうなのはすべてブランディングであった。
24歳の時、その後私の人生のなかでかなり大事な位置づけになる人々に出会って。
今までの人生で高校が割といちばんたのしくて、休みの日に自転車で学校に行って
近くのコンビニでお菓子をたくさん買ってみんなで食べたり、
近くの丘の上にある公演でみんなで走りまわったりした、そんなキラキラした思い出がたくさんあるのだけれど、そんな感じだ。
忘れていたけれど、高校の時も思い返せば刹那的に生きていた。
今、その頃のことを思い出している。
現在、東京で1人で暮らしていて、独身でお金も最低限の生活をするのと毎週好きな人々とご飯を食べるくらいはあって、すごく自由だ。
何をしてもいいし、何もしなくてもいい。
土曜日の19時くらいの気持ちである。
だから、なんというかそんなに後先考えなくてもいいのかなと思う。
今をちゃんと生きていれば、すごく不幸になることはきっとない。