瀟洒、典雅

日々思ったこととか、学んだことをアウトプットしていく

美しい人に対する劣等感

美しい人には、生まれながらに負けていると感じる。

今でこそ、別に自分の容姿が不満なわけでも、今の自分とは全く違う美人になりたい

等とは思わないけれど。

昔は、ほんとうに美しい人と対峙すると、あーこの人と同じ舞台に立ったとしても

永遠に勝つことはできないのだなと思ってしまう。

だから私は、女の子達のレースから外れた。

少しでも、周りとは違うと言いたかった。

髪を赤く染めたり、個性的な服や、バックパッカー

起業しようとしてみたり、哲学や坂口安吾に傾倒した。

普通は嫌だった。

容姿の良い女の子とは別の舞台に立っていると、思いたかった。

 

自意識。

 

今までの私の人生は、すべてがコンプレックスの裏返しであった。

ただ、そうやって中学くらいからもがいてきたおかげで

今がある。

今の自分や人生に満足している、と言ってしまえば

前進はないからそんなことは言わないのだけれど、

進みたい道を、自分らしく進んでいるなと感じる。

コンプレックスとは、底力である。ときには。

たったの70年くらい

生まれてから20年と少しが経って、

そりゃあ色々な変化もあったし、環境も驚くほど変わったけれど

ふと暇になって息をつくと、10年前と変わらないようなしょうもない事で悩んでいたり、喜んだり、心を痛めたりしていることに気づく。

 

これからも、こんな毎日をずっと死ぬまで続けていくんだろうと思う。

 

たった70年だか、早ければ60年くらいだ。人生。

取るに足らない事で喜んだり、つまらない事で悩んだり

夢を諦めたり、後悔したり、たまに奮発したりして

自分を騙し騙し生きていくしかない。

人生とは長い暇つぶしだと、確かRAD WIMPSというバンドの歌詞か、

哲学書で読んだが、まさしくそれである。

仕事をするのも、恋愛をしたり結婚をしたりするのも、すべては人生何もしないには暇すぎるからであると最近思う。

2018年の気分

欲しい物もそんなにない。

ネットには雑な情報が溢れていて、選択肢は無限にあって、でも時間はなくて。

時間はないようで、でも何もしないには暇で、

結局中途半端にお金を使って短い暇をつぶす。

東京に住み始めて、自分はこの街に無数にいる同じような人たちの中のたったひとりでしかなくて、みんな同じような生活をして、同じようなことで悩んで、

同じようなご飯を食べているんだと。

特別なことなんて、滅多になくて、全てがありふれている。

でもそれでも十分に面白い。

ヨーロッパ旅行

ヨーロッパ旅行で特に印象に残っているのは教会。

あてもなく街を歩いていて、疲れると決まって教会に入って休憩した。

 

どの街にも必ず教会があって、誰でも自由に入ることができた。

おばあさんがお祈りしていたりして、神聖な気持ちになった。

一人で初売りに行って、歩き疲れて、でも東京だからタダで休める所はなくて

ふと思い出した。

今でも疲れると教会を探してしまう。

2018年は

2018年は、自分から波を起こせる人になりたい。

今までの人生は、根本のところで受け身であった。

2018年は自分から波を起こしたい。何かを生み出したい。勝ちたい。

 

例えば、ランチの時の会話ひとつとっても。

面白いことや、楽しいことの渦を自分から作りにいきたい。

 

そのために、日々の情報収集や面白いもの、ネタになることへのアンテナ、経験すること、笑いを取りにいくこと。

そのための基礎体力をつける事。

 

ガラッと変えたい、今までと。

周りにエネルギーを与えられるくらいに、エネルギッシュに。

来年の大晦日に、後悔しないように。

 

嫌いの反対は無関心ということ

表題の通りである。

私は嫌いな人間というのがいない。

よく、人に驚かれるけれども、むしろ嫌いな人間がいるというほうが驚きである。

 

私は、好きな人間と興味がない人間の2パターンしかいない。

好きの反対は無関心だとはよく言われるけれど、その通りである。

嫌いとはその相手のことをよく見ていて、めちゃくちゃ考えている。

嫌いは好きである。

そもそも、嫌いとは何なのだろうか。

そいつの一挙一動が気にくわない?消えて欲しいと思う?痛めつけてやりたい?

すごいエネルギーである。

 

そんなに悪い人間にそもそも出会っていないというのもあるかもしれない。

となれば、私は運が良いのだ。

 

 

 

音楽について

音楽について、聞いた時のイメージや記憶を引きずる。

 

beatlesのall my loving

across the universeというミュージカル映画の中で初めて聞いた。

バックには海鳥の鳴く声、別れのキス。

これは愛のうただけれど、私はこの曲をきくたびにいつも寂しくなってしまう。

どうも潮と別れの匂いがする。

 

椎名林檎のシドと白昼夢、

初めて聞いたのは、高校生の頃

自分の小さな部屋で受験勉強をしながらソニーウォークマンだった。

まだ恋をしたこともなかったけれど、殺されてもいいと思うくらいの誰かがこの世にはいるのだろうと思った。

 

bumpの目の前のドアをくぐれたら

人生でいちばん辛い中学生の時期であった。

早く次のドアにたどり着きたかった。