瀟洒、典雅

日々思ったこととか、学んだことをアウトプットしていく

いとをかし

私の仕事が終わるのをだらんと待っているとき

髭剃りをしていなくて、無精髭が生えている三連休の3日目

絶望した顔で、私のことを待っているのを遠くから見たとき

信号が変わるのを待っているとき、ガードレールに座って、目線がちょうど合う瞬間

並んで歩いている横顔を見上げるとき

くわえ煙草

よりかかり煙草

人づてに聞く、年下の白い犬みたいな男の子からの好意

2年ぶりくらいに会って感じる、何かが始まりそうな予感

 

 

 

田舎の嫌いなところ

未知のものに対する好奇心がない。

強い意志をもっている人がいない。

情報がないし、情報がないことへの危機感をもっている人がいない。

服装が洗練されていない。

どうせ私には無理だ、と思っている人が多い。

固定観念が強い。

柔軟性がない。

自分から何かをしようという人がいない。

行動力がない。

受験のこと

久々に実家に帰って、学生の時のことを思い出した。

沢木耕太郎深夜特急に、未来を失うまでの執行猶予の話があったが、20代中盤になったいまでもそれは変わっていない。

私は何者にでもなれる、そんな無限の可能性をもっているし、失いたくない。

高校生の時なんて、それがもっと色濃く出ていて、

進路を決めるなんて無理だった。

だから私は、逃げた。

中堅の進学校の理系で、周りは学校の先生や看護師やそういった、夢を持っていて、私はよくこの歳で将来をひとつに絞れるなと思っていた。

高3の時に理系の学部を受験することを辞めて、何故かアメリカに行こうと思った。

何故アメリカだったかは、なんとなく夢を掴めそうだったから。

高2のおわりにアメリカに行こうと決めた私は正当にアメリカに行く方法を必死で探した。

そして、アメリカの大学に入学することを決めた。

アメリカの大学に入学するには、SATだかを受けなくてはいけないらしい。

今の英語力ではおそらく無理なので、日本のアメリカの大学に行くための専門学校みたいなのに行く必要があるが、何しろお金が足りなかった。

最終的には金銭的な部分で折り合いがつかずに、あきらめて国内の留学制度のある外国語大学を受験した。

勉強をしたくなかった。

大多数の他の高校生と同じで、目の前の数学や化学に意味があると思えなかった。

周りの奴らと全く違う進路に進めれば、カッコイイ、すごい、と思われれば、何でもよかった。

ほんとうは偏差値の高い国立大学にストレートで行きたかったのだけど、勉強から逃げて手っ取り早くアメリカを目指した。

あの時、お金があってアメリカに行っていたら、今もっと違ったのかもしれないし、変わらないのかもしれない。

色々と諦めたり、よろこんだり、少しだけ努力したり、絶望したこともあったけれど、後悔はしていない。

コンプレックスの裏返し

むかし、人類は複数種類いて

なぜ我々ホモ・サピエンスが生き残ったのかというと、コンプレックス、というか欠陥をカバーするために色々とやったからだ、というのがひとつある。

コンプレックスが強い奴ほど、負けるか、という気持ちであとあと巻き返すなあと感じた昨日。

発する言葉全て、重量のあるものにしたいな

誰かと話していたり、何かにコメントしていて

薄いなあ、とか浅いなあとか我ながら思ったりしている。単純に言葉に気持ちが乗っていなかったり、思っていることを思っているままに、言葉にしたりそれ以外の方法で表現することができなくてもどかしかったりすることが沢山ある。

手っ取り早いのは、パターン化することである。

日々、感じたことや考えたことを言語化して持っておきたいと思う。