おまえがその容姿で、その場所に、その頭脳指数で、生まれてきたわけを考えろ
ずっと昔、まだ思春期とかだった頃は
自分のことがキライだった。
特に中学生の時なんかは、カワイイ同級生なんかを見て、彼女のようになりたいと思っていた。容姿は優れていなくても、勉強くらいはできた方が良いと思い、やっていたので勉強はわりかしできた。
そうして、高校生になり、大好きな人ができたり、大切な友人ができたりすると、自分の輪郭が少しずつはっきりしてきた。
私は私なのだと。
私が、この私でここにいる意味が何かあるのではないかと思い始めた。
そして大学生、現在。
世界はぐっと広くなった。もはや、思春期の頃のように、私をはかるモノサシは容姿や勉強の出来だけではない。
いろいろな特徴や、長所があって、それがうまく合わさって、絶妙なバランスで私はここに立っている。世の中や、周りの人に必要とされていると、厚かましくも感じている。
私は私なバランスで生きている。
前から思っていたけど、ひとの魅力というのは総合力だ。
哲学や宇宙のことについてちょっと詳しい、とか独特なユーモアがあって面白い、とか字が綺麗、とか肌がきめ細かい、とか、そんな。
すべて合わさって、その人にしかない色になっている。
私も総合力を高めていきたいと思う。