はじめての一人暮らし
大学生の時、九州の片田舎から大阪へと出てきた。
特急が止まらない小さい駅を出て、踏切を渡り、急で高い坂を登った先のアパートだった。
坂の上にローカルなコンビニがあって、手作りのパンを売っていた。コンビニの傍の小道を行くとショートカットできた。
45リットルのスーツケースを抱えて、はじめてひとりで大阪に来て何もない暗い部屋で疲れて眠った。
すべて、ここから始まる。
大学生の時、九州の片田舎から大阪へと出てきた。
特急が止まらない小さい駅を出て、踏切を渡り、急で高い坂を登った先のアパートだった。
坂の上にローカルなコンビニがあって、手作りのパンを売っていた。コンビニの傍の小道を行くとショートカットできた。
45リットルのスーツケースを抱えて、はじめてひとりで大阪に来て何もない暗い部屋で疲れて眠った。
すべて、ここから始まる。