2019-06-16 6月のある日 その日、朝の8時に都内某所まで来るように指示されてひいひい言いながら7時前過ぎに起床した。 早起きは苦手だ。 急いで身支度をして、足早に家を出て そして緑の葉から溢れる夏の日差しと、まだひんやりとした空気、しんとした風の中で久しぶりにきちんと息を吸った気がした。 呼吸をすることや、心臓をちゃんと動かずことをしばらく忘れていたことに気付いた。