答えはやっぱり、既にあるのだという話
誰かの書いたとりとめのない文章を読むのが好きだ。
ニュース記事を読むことも、興味範囲外の雑誌の文章も、もちろん本を読むことも好きである。
新しいことを、より多く知りたい欲求があるのだ。
何故なのかと考えてみた。
無意識に、答えを探しているのかもしれない。
いや、答えと言ったら、違うかもしれない。
何かを理解する、納得する、新しい知見を得る、というのは自分の中である程度土壌が整っていなければ難しいと思う。
例えば、ロシア語とか隕石の成分なんて、聞いても理解することはできない。
だから、厳密に言うと、そういう色々な文章を読む、という受け身な行為から新しく理解することなんてなくて、既に知っているものに付随した理解や納得でしかない。
或いはいま自分がもっているものとの化学反応。
世の中、色々なものがありふれすぎていて
どこに探していた答えや、衝撃的なくらいの納得や、生きていくうえでの礎となるようなものがあるか分からないのだ。
色々増やしていきたいと思う。